日本簿記学会第40回関東部会


ご挨拶

会員の皆様におかれましては、ますますご清祥のことと大慶に存じ上げます。このたび法政大学を主催校としまして、日本簿記学会第40回関東部会を対面で開催させていただくことになりました。

昨年の10月よりインボイス制度が始まりました。インボイス制度は6年間の経過措置がとられますが、経過措置終了後にはデジタル・インボイスも本格導入され、企業規模にかかわらずインボイスにもとづいた消費税の簿記処理が要求されることになります。しかしながら、インボイス制度の税法上の考え方、従来の帳簿方式との違い、実務上の簿記処理の多様性、あるいは簿記学習における取り扱いをどうすべきか等について十分に議論がなされ、また理解されているとは言い難く、正直なところよくわからないというのが現状ではないでしょうか。

そこで、このような状況を踏まえまして統一論題を「インボイス制度と簿記」といたしました。会計と税務の両方に造詣の深い金子友裕氏(東洋大学)を座長に据え、税法上の論点については栗原克文氏(筑波大学)に、実務上の論点については加藤大吾氏(公認会計士・税理士)に、会計管理上の論点については金子善行氏(帝京大学)に、それぞれ報告・討論をしていただくことになりました。

また、倉田幸路氏(立教大学名誉教授)による記念講演を企画いたしました。長年にわたり多方面にわたって研究をされてきた倉田先生に、これまでの研究を振り返りながら簿記会計研究の展望についてお話いただく予定です。

本大会を通じましてわが国における簿記研究の発展に貢献できますよう、心より願っております。ご多用中とは存じますが、多くの会員の皆様のご参加をお待ちしております。

2024年5月吉日

第40回関東部会準備委員会
委員長 坂上  学
委員 神谷 健司
川島 健司

【事務局】
〒102-8160 東京都千代田区富士見2-17-1
法政大学経営学部 坂上学研究室
Email: jba-east2024@mail.sakauelab.org


関西部会所属の先生で、参加されたい方

関西部会所属の先生方には、関東部会のご案内は郵送されておりませんが、参加することは可能です。

参加費・懇親会費と参加申込」のページにありますように、郵便局に備え付けの払込取扱票を使って、参加のみされる方は2,000円を、懇親会も含めて参加される方は5,000円を振り込んでいただければ幸いです。

その際、必ずご所属を記入ください。名札の作成に必要となりますので。



お詫び
郵送したプログラムには、http://www.sakauelab.org/jba-easet2024/ とありましたが、
正しくは http://www.sakauelab.org/jba-east2024/ です。※どちらでもアクセス可能です。

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